大阪駅 阪神百貨店の地下1階にある阪神食品館の和菓子のテナント紹介です。

大阪や京都の和菓子の老舗や全国からの和菓子のグルメなテナントがたくさんあります。

とらや (羊羹)
言わずと知れた羊羹の大定番の店です。
歴史も古く、室町時代後期の創業といいますから、老舗中の老舗と言えましょう。
現在は、本社は東京にあり東京の羊羹屋さんと思っていますが、京都で創業されました。
その頃から、京都の御所に出入りしており、御用達の歴史もそこらの老舗どころではありません。
京都の虎屋が、東京に進出してきたのは、明治維新で東京に御所が移ったので、京都はそのままにして東京に出てきました。
1930年台に本拠を東京としたようです。
羊羹屋さんとしておなじみですが、実は和菓子屋であり、羊羹はジャンルの一つです。
その羊羹の主なものは、夜の梅、おもかげ、新緑、阿波の風、はちみつ、紅茶、空の旅などがあります。
水羊羹は、和三盆糖、小倉、黒砂糖、抹茶などからなります。
とらやの最中は、虎屋最中、御代の春、ホールインワンなど3種類あります。
これらの代表的なお菓子の他には、焼菓子、干菓子、お汁粉、季節のお菓子などがあり、羊羹だけがとらやではないことがお分かりでしょう。
なお、2011年7月のはなまるカフェでは、中村七之助さんが、とらやの黒砂糖入り羊羹 おもかげをおめざで紹介しました。

とらやの羊羹

たねや (和菓子)
たねやはたねやグループの中核的な起業です。

たねやグループの中で有名なのは、バームクーヘンで有名はクラブハリエです。

たねやグループは、主に滋賀県にありいわゆる近江商人の流れをくむものでしょう。

創業は意外と古く明治5年、1872年に滋賀県の八幡町池田町に種屋の祖が出来ました。

クラブハリエでのバームクーヘンの歴史は古く、昭和48年には作り始めました。

種屋の主力商品は、まず、種や最中です。

種類は、代表的な銘菓のふくみ天平、たねや最中、斗升最中があり手づくりです。

1年中、購入できるお菓子としては、末広饅頭、たねや饅頭、栗饅頭そしてどらやきがあります。

夏季には、たねや独自の本生製法で作られた本生水羊羹がおすすめです。

なお、2007年6月のはなまるカフェでは、「五六あわせ」が山中秀樹さんのおめざとなりました。

たねやに関する本

玉や絲や (かりんとう)
全国的にかりんとうのブームがありますが、玉や絲やもかりんとうのお店です。

京都河原町三条にお店がありますが、いわゆる京の老舗ではないようです。

京都の老舗和菓子店であれば、これみよがしに創業の歴史を書くのですが、公式サイトにはそのような記載がありません。

お店は、関西では、阪神百貨店のデパ地下店とと京都の河原町の本店しかありません。

看板商品のかりんとうは、小ぶりの丸い形をしている手毬かりんとう吹き寄せと細長い形の絲かりんとう吹き寄せの2種類です。

手毬かりんとうには、三色あられ、黒糖、西京味噌、黒ごまそして生姜の種類があります。

絲かりんとうには、ごま塩、黒糖、黒豆きな粉、いろどり野菜そして抹茶とバリエーションに富んでいます。

福砂屋 (カステラ)
創業が寛永元年、1624年の押しも押されもせぬカステラの老舗です。

長崎に来ていたポルトガル人からカステラの作り方を習いました。

福砂屋は、当初、貿易商で砂糖や米などを取り扱っていました。

特に砂糖は、当時、中国の福州が大産地で、多くの砂糖が福州船によって持ち込まれていました。

福砂屋の、福は福州から、砂は砂糖から取ったものと思われます。

福砂屋の商標ではコウモリがデザインされています。これは、中国でコウモリは慶事、幸運をもたらすものとして敬われているからです。

福砂屋のカステラでは、五三焼は、卵と砂糖の量を多くした特製カステラで、少数の職人しか焼くことが出来ない特製のカステラです。

白菊は、卵白のみ使用したカステラで、黄菊は卵黄のみを使用していると特製カステラです。

通常のカステラ以外にも、フクサヤキューブは、カステラを角型にしたもので、食べやすくなっています。

ただ角形に切っただけでなく、ザラメ感があり、卵黄の風味がしっかりします。

カステラの老舗が、若者向け商品に果敢に取り組んでいます。

オランダケーキは、カステラに極上のココア、クルミ、干しブドウなどを練りこんでいます。

また、手作りの最中もあります。

福砂屋のカステラ

福壽堂秀信 (和菓子)
戦後の創業ですから、老舗といえば老舗でしょう。

場所は、大阪の宗右衛門町です。

宗右衛門町は、昭和までは花街、歓楽街として大いに栄えてきました。

戦後、宮内庁とつながりができ、京都の修学院離宮に出入りするようになりました。

代表的な商品は、まず、道頓饅頭で黄身餡ののまんじゅうです。

戎饅頭は、自家製のこし餡が入っています。

道頓饅頭と戎饅頭の詰合せが人気商品となっています。

お茶だけでなく、紅茶やコーヒーでも楽しめるそうです。

帝塚山は、どら焼きのような生地に粒あんが挟んであります。

福壽堂秀信の和菓子

聖護院八ツ橋総本店 (八ツ橋)
京都のおみやげの大定番、八ツ橋の聖護院です。

八ツ橋は、京都のおみやげとして有名ですが、米の粉や砂糖、肉桂などを素材として短冊型に焼いたお菓子です。

そもそもは、江戸時代の中頃に、京都の聖護院の参道の茶店で売られていたものです。

八ツ橋の名前の由来は、諸説ありますが、琴の大名人であった八橋検校のために琴の形にしたものとも言われています。

八ツ橋を製造しているメーカーは、結構たくさんあり、聖護院八ツ橋総本店の他にも、本家西尾八ツ橋、聖光堂八ツ橋総本舗、おたべなどがあります。

主な商品としては、聖護院八ツ橋、生八ツ橋、粒あんが入っている聖、霜の橋、聖護院まんじゅう、カネールなどがあります。

聖護院八ツ橋総本店の八ツ橋

菊屋 (和菓子)
天正13年、1585年創業といいますから、戦国時代末期の老舗です。

ならの大和郡山で、豊臣秀長のお菓子屋さんとして始めたのが菊屋の最初です。

茶道の発展とともにお菓子も進歩してきました。

昭和の時代になって、大阪に移って来ました。

大阪高麗橋 菊屋と名乗り、大和郡山 菊屋とは独立別家しています。

大阪高麗橋菊屋としては、大阪内に13店舗を展開しています。

昭和の初期に、菊屋が初めて始めたのが、和風喫茶だそうです。

高麗橋本店の売り場に、喫茶コーナーを設けたようです。

看板商品は、最中のようで、名菊はこし餡、甍最中は皮に平安時代の鎧瓦の文様が入っています。

菊小厘は枡の箱型最中です。

菊合わせは、自分で最中のあんを詰めるスタイルです。

焼き菓子には、小さな栗が入った栗小紋、菊型のお菓子に黄身餡が入っている菊づつみなどがあります。

菊屋の和菓子

とよす有庵 (おかき)
大阪府池田市にある豊洲株式会社のブランド店です。

人気の柿の種専門店「かきたね」も傘下のブランドです。

とよすは、明治35年には、大阪阿波座で手焼きのあられやおかきを作っていました。

とよす有庵は、平成14年に設置した新ブランドです。

商品の「お八つ」は、ざらめ、二色模様、豆かまくら、昆布巻、えび紅梅、甘辛せんべい、黒胡麻さくら、のり巻きなどの8つのおかきが入っています。

つぶ豊六は、米粒のつぶつぶ感がある二枚重ねのおかきです。たまり、焼きのり、青のりの三種類があります。

あつみ焼は、名前の通り厚みのあるおかきです。しょう油、エビ、ノリがあります。

とよす有庵]のつぶ豊ろく

王様堂 (おかき)
とよす有庵に引き続きおかきです。

王様堂は大正の頃からおかき一筋です。

鮮度と季節感が一番と考えており、自社製造にこだわっている会社です。

モットーは、「客恵感謝」(きゃくけいかんしゃ)だそうで、お客からの恵みに感謝することが基本方針だそうです。

大阪などの関西圏の会社と思っていたら、何と東京の台東区千束と言う下町の会社です。

とよす有庵が関西、王様堂は関東です。

大正13年に東京の浅草で創業したものです。

戦後は、いち早く欧米各国にあられ類を輸出しました。

1998年にはJALの機内食に採用されました。

社長のおすすめは、二十四節気シリーズおかきと四季揚餅シリーズのようです。

二十四節気シリーズとは、日本の季節は二十四節気に区分され、その節気で旬の食材をおかきで包んだものです。

例えば、立春は四万十川青のりおかき、立夏はさくらえびおかき、立秋はごぼうぼまおかき、立冬は新米おかきといった風です。

四季揚餅シリーズは、四季の最も美味しい食材を、心をこめて手で揚げたお餅です。

種類には、梅、するめ、山葵、ユズなどがあります。

昔かきもちもおすすめです。

あみだ池大黒 (おこし)
昔の大阪のおみやげの一つに粟おこしや岩おこしがありました。

その当時の感覚から言っても、時代がかった包装紙にはいっており、子供心にもあまり嬉しいお土産げではなかったことを覚えています。

ただ、21世紀の時代に入っても生き残り続けているところを見ると、それなりの良さがあるのでしょう。

創業が文化2年、1805年ですから老舗でしょう。

おこし自体は相当古くからあるお菓子で、日本で最も古いお菓子ではないかと言われています。

弥生時代の遺跡からは、ご飯を乾燥させたものが出土しています。

最も、出土した時には大抵乾燥していますから、ご飯を乾燥させたものかどうかをどうやって知るのか知りたいところです。
奈良時代には、乾燥させたご飯を蜜で固めたものがあったそうですので、これが起こしの原型のようです。

現在では、いろんな種類のスイーツ類があるので、おこしなどを子供に与えても喜びそうにはありませんが、懐古趣味の大人には良いのかもしれません。

やはりこれでは時代に取り残されると思ったのかどうか、新製品の大阪北堀江プチエトワールという名のシューラスクを新発売しました。

主力商品は、粟おこしと岩おこしです。

岩おこし10枚束

がんこ職人 (おかき)
栃木県のおかき会社のブランドががんこ職人です。

がんこ職人と和菓子もめん弥と2つのブランドを持っています。

がんこ職人というブランド名には、お菓子作りに心をこめている職人の作品を消費者に提供したいという想いがあるそうです。

がんこ職人の商品は、職人たちが一枚一枚丁寧に作っており、その商品には作った職人の名前が記載されているそうです。

入社1週間の職人でも、名前が記載されることになれば、それがどうしたと言う気持ちにもなりますが、名前の横に経験年数を書いておかなければとも思います。

もっとも、経験30年以上でも、経験1年の職人より優れているとは限らないわけで、あまりアテにしてはいけない職人名の記載だと思います。

こわれもち醤油は、壊れたクズのおかきではなくて、わざと壊してオリジナルの醤油に漬けたおかきだそうです。

正角は、ヒビ割れおかきに塩っぱい醤油が染み込んだおかきです。

げんこつ揚は、お米を粒のままで杵で搗いたおかきです。

がんこ職人のおかき

神戸元町 花見屋 (あられ)
神戸は港街であり、お洒落なスイーツやベーカリーショップが軒を連ねています。

その中で、ハイセンスな元町の花見屋はあられ屋さんです。

経営理念は、神戸の地元の水と国産の新米の米であられやおかきを作ることだそうです。

また、グラム単位で小さく分けて売ってくれます。

また商品は、昔ながらの紙の袋に入れてくれるのも嬉しいところです。

看板商品は、浮世あられで、国産の優良なモチ米を素材として、手慣れた職人が伝統の製法で焼いています。

浮世あられには、15種類あり、これを浮世あられ15選といいます。

海産物のあられが入っているお好、小ぶりのあられが入っている浮世好、焼いた明太子が入っている明太子、エビ風味の醤油味のえび錦、4種類の味のあられの古今などがあります。

越前海鮮倶楽部 (海鮮煎餅)
越前という屋号から福井県のお店です。

越前三国港が本拠地のようです。

イカなどのフレッシュな海鮮食材をそのまま煎餅にした商品が売りの店です。

姿そのままにせんべいにしていますからけっこうインパクトがあります。

ただ、煎餅にしているのではなくて、新鮮な食材の風味をそのまま提供しているそうですが・・・

昔ながらの一枚一枚の手焼きせんべいです。

同店一番人気の商品は、たこ・いかから揚げせんべいです。

昔から秘かに伝えられてきたタレに漬けてはさみ焼きしたもので、いかやたこの風味が凝縮されています。

お酒のおつまみにはピッタリです。

限定商品のいか姿そのまま焼きは、贈られてビックリの商品です。

春をスタートにして秋までの間に日本海で漁獲されるスルメイカを開いて、タレにはドップリと漬けずに軽く漬けて、それからジャガイモをまぶして手焼きせんべい機で挟み焼きにしたものです。

その他にも、甘えびせんべい、から揚げせんべい、甘えびまるごと焼、たこ姿そのまま焼、越前海鮮餅、海鮮献上焼、極上甘えび姿そのまま焼などがあります

越前海鮮倶楽部の海鮮焼

楽天軒本店 (天津甘栗)
日本で初めて本格的に天津甘栗を作って販売した4店のうちの一つだそうです。

明治31年のことです。

大正のはじめには、千日前楽天地に店を作り、その時に屋号を楽天軒本店としました。

現在の道頓堀千日前角に店を移したのは昭和初期のことです。

天津甘栗通の店だそうで、甘栗専門店です。

甘栗以外にも大阪土産も製造販売しています。

天津甘栗と一口で言いますが、これは大正の初め頃、中国から栗が輸入された時、積出港が天津であったからです。
中国では、およそ13の省で栗が取れており、陝西、北京、山東、河南、湖北、湖南、雲南、広西、河北、大連、安徽、浙江、江蘇などの省でそれぞれ陝西栗などと呼ばれています。

その中で、特に品質が優れていると言われているのが、天津甘栗で、河北省燕山山脈付近が生産地です。

この天津の栗を、釜の中に小石と水飴を入れて、約1時間ほど丁寧に焼くと天津甘栗の出来上がりです。

大阪土産の商品には、どて焼き味串かつ、むき甘栗、串かつ、ソースプチかつ、いか焼味いか天、たこ焼きまんじゅうなどがあります。

楽天軒本店のたこ焼きまんじゅう

かきたねキッチン(柿の種)
1明治後期に始まったあられづくりの会社、大阪府池田市にあるとよす株式会社が作った日本初の柿の種専門店です。

とよすのブランドとしては、かきたねキッチン以外には、十火、とよす有庵があります。

平成14年にとよす有庵を立ち上げ、その後平成21年に十火、平成23年にかきたねキッチンブランドをオープンしましたので、最近のブランド攻勢には眼を見張るものがあります。

かきたねキッチンは、従来からの柿の種の固定観念にとらわれずに、新しいセンスで新しい味の柿の種を生み出しています。

それらのラインナップは、唐辛子が効いた甘しょう油のあと辛、京の清水七味家本舗製山椒とたまりしょう油合わせ、サラダ風味の芳醇じゃがバター、濃厚なコクの贅沢チーズ、安積野産のわさびとしょう油合わせ、和歌山産の南高梅とざらめ、麺処のやみつき和風だしカレーなどがあります。

販売の仕方は、斬新な計量販売スタイルです。

計量カップでは、お好の味の種類を店員に言えば、カップに入れてくれます。軽量ディスペンサーで数種類のミックスもできます。

ねこびんは、懐古趣味のプラスチック製のビンで、計量ディスペンサーでミックスできます。

キューブは、それぞれのかきたねフレーバーにあうナッツを混ぜて箱型のキューブに詰めてくれます。

ロングバッグは、人気があるパッケージで、12種類のフレーバーをすでに詰めて販売しています。

テトラバッグは、フレーバーは6種類ですが、自宅や職場のお土産用に最適です。

赤福 (赤福餅)
三重県伊勢市の伊勢神宮の参道のおみやげとしてあまりにも有名な赤福餅です。

中京、近畿の鉄道の駅や高速道路のサービスエリア、デパート、空港売店などにはほとんどあるのではないかと思われます。

18世紀の初めの宝永4年に創業され、以来ずっと赤福餅を製造販売してきました。

最近の2007年に食中毒により保健所から営業停止処分を受けましたが、感心なことには同社の公式サイトの赤福の歴史にもちゃんとその事実を記載しています。

このような不祥事は、公式サイトには書きたくないものですが、赤福は隠そうとせずに記載していることは誠実な社風が感じられます。

赤福餅は、餅をコシアンで包んだシンプルなもので、そのコシアンには三つの筋目が付いています。この筋目は、近くを流れる五十鈴川の川の流れの様を表現していると言われています。

このアンも、創業当初は、砂糖が非常に高価であったために、塩アンであったそうです。

赤福の販売は、基本的には直営店と在庫を管理できる営業所の近くに限定されています。

ただ、全国のデパート等でよく開催されている物産展などにも出品されることがあり、その際には大変に人気商品となっています。

赤福餅のパッケージには、伊勢神宮の神殿と内宮前の宇治橋が描かれており、底には赤福に関連する俳句が書かれています。

ちなみに赤福餅は、2012年7月5日に放映されたテレビ朝日の人気番組「いきなり!黄金伝説。」の「日本全国即日完売グルメベスト30」のランキングで第1位に選ばれました。

また、2012年3月21日のTBS系はなまるマーケット、はなまるカフェのおめざでは、本仮屋ユイカさんが赤福を持参しました。